スパークス・グループ株式会社

代表メッセージ

投資を通じてサステナブルな社会を築く

「資本市場の構成員たるインベストメント・カンパニーとして、当社グループらしい投資を通じて、豊かさという経済的価値、健やかさ、幸せという社会的価値を持続的に生み出し続けることを可能にしていく、そして、当社グループ自身も中長期的な成長を持続可能なものとしていく。」

現在、世界では資本主義の限界とも言えるものを感じるような現象が顕在化しています。
例えば、環境問題の悪化、社会の分断、所得の格差拡大というような、人間の本質的な尊厳にかかわることが問われるようになっています。そのような状況の中で、私たちは社会が直面する課題の解決に向けて投資会社としてなすべき貢献を一つ一つ積み上げていくとの思いを強く持っています。

サステナブルなもっといい社会を築くために、投資家として私たちは何をしなければならないのでしょうか。
それは、まず成長し続ける立派な企業と事業を可能にしている立派な経営者と出会うことです。
そして、その経営者が、正しく考えて正しく行動し、より多くの人々の幸せを目指したサステナブルな経営をしているかを丁寧に調査・検証することです。私たちスパークスが、持続可能な社会のために貢献できることは数多くあると考えています。
具体的にはESGの観点から、社会課題の解決に繋がる事業を行う企業へ投資をすることを通じて支援し更なる成長を促し、また株主として、企業のパートナーとして、ESG課題の改善を共に考え、助言し、その企業がもっと良い会社になるべく価値創造のための支援していくことだと思います。

またこうした責任投資を実践するには、これを支える人財が欠かせないものになります。
投資という仕事の実態は人です。人を創っていくことが一番大事なことだという考えは創業の時から変わっていません。
まず私たち自身が信頼・尊敬される投資家として努力し続けることです。まさに私たち自身の品性と知性が問われます。
自ら考えて行動する、世界のどこでも通用するようなコミュニケーション力とインテリジェンスを備えた人財を育て、この人財が活躍できる場を与えてさらに育成する。
それが投資対象企業のサステナビリティを強化し、実現することに繋がっていくと考えています。

代表取締役社長・グループCEO
阿部 修平