【5分解説:スパークス2019年度第1四半期決算】

決算

スパークス・グループの2019年度第1四半期決算は、営業利益は前年同期に比べ28.1%の増益となり、事業の持続的かつ安定的な収益基盤となる収益力を示す基礎収益も、17.8%の増益となりました。

営業増益の最大の要因は、残高報酬が増加したことです。

日本の公募投信や未来創生ファンドなど、当社グループの平均報酬料率よりも高いファンドの運用資産残高が前期から継続的に増加したことによって、支払手数料控除後の残高報酬が前年同期19億98百万円から当四半期23億36百万円に増加し、基礎収益、営業利益ともに増益となりました。

スパークスは、

投資哲学を共有しつつ、実物資産や未来創生投資など投資事業を多様化させながら、

上場株式市場のボラティリティの影響を受けにくい事業ポートフォリオの構築を進めております。

この結果、

株式市場の調整が起こったとしても、

グループ全体の業績に対する影響は、

過去に比して相対的に小さくなっており、

安定的に基礎収益を伸ばせる基盤がより強化されていることを確認できた

四半期となりました。

これをさらに強化していきたいと考えております。

日本株式投資戦略では、

海外の機関投資家からの大口解約があり、いくつかの戦略で運用資産残高が減少しました。

一方、「日本株式マーケット・ニュートラル投資戦略」の残高は、

厳しい市場環境にもかかわらず、良好なパフォーマンスを継続して記録していること等を背景に、順調に増加しております。

アジア株式投資戦略では、

日本を含むアジアの上場企業を対象とする公募投信を、

日本の個人投資家様向けに前期から運用を開始しており、

徐々に運用資産残高が積み上がってきております。

さらに大手証券会社様への採用を働きかけており、これを梃に運用資産残高の拡大を目指しております。

再生可能エネルギー発電施設への投資では、

トヨタ自動車様、中部電力様、三井住友銀行様、みずほ銀行様らとともに組成した「未来再エネファンド」からの投資を実行し、2019年6月末で運用資産残高1,893億円まで拡大しております。

一層厳しくなる固定価格買取制度の下においても、

これまでに培ったノウハウをベースに引き続き開発案件に取り組むと共に、

国内の既設発電所の買収の他、海外の案件や新たなインフラ資産を対象とした投資への取り組みも進めてまいります。

次に、未来を拓く世界の未公開ベンチャー企業に投資する未来創生ファンドは、

2号ファンドが最終的に700億円を超える規模のファンドとなり、未来創生投資戦略は2019年6月末で1,113億円の規模になっております。

1号ファンドはIPOまたイグジット案件も出てきておりこれまでの投資の成果が投資家様へのリターンとして見えてきています。同時に2号ファンドも投資が着実に実行されてきております。

名実ともに日本を代表するベンチャーファンドとご認識頂けるよう、

引き続き「イノベーションの加速に貢献し、未来を拓く「新たな力」を世界に発信する投資」を実行してまいります。

その他、今後大きな成長の可能性があると考えている領域が、これまで取り組んできている、エネルギーと人工知能(AI)・ロボットに加えて、量子コンピュータ、医療、介護とさらには宇宙の領域と考えています。

これらの領域は、AI技術をベースとした新しい時代の成長領域と考えております。この度、量子コンピュータの領域においてビジネスの創造を目指し、本年4月に東北大学からのご理解を得てこの分野に特化した新会社シグマアイに出資しました。各分野の専門家に参加いただきビジネスの創業と投資を両立するこの方法は医療・介護など他の分野にも応用し広げていくつもりです。

インベストメント・インテリジェンスをしっかり構築・検証し、堅実に投資を行うことによって、投資成果を上げていくこと、これが全ての投資戦略に共通したスパークスのビジネスの進め方です。同時に明確な投資仮説が構築できれば、それをファンドの形にパッケージ化してビジネス展開できることが、他社にはないスパークスのユニークな強みと考えています。

成長領域への投資についてもこの考え方にもとづいてスパークスらしい小さく生んで大きく育てる投資を目指してまいります。

最後に株主還元では、株主還元の充実を図るとともに、資本効率の向上や経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を可能とするため、自己株式取得を決議しております。

以上、

スパークス・グループの2019年度第1四半期決算の概要と、

直近のビジネス進捗状況について、お伝えしました。

  • SPARX EYE

    あなたにとって、「いい投資」とは、どんな投資でしょうか
    自らの経験・体験から育まれた投資哲学を、ご披露いただくコーナーです

    カテゴリトップへ
  • SPARX WAY

    SPARXが取り扱う投資信託や、市況について動画で解説いたします

    カテゴリトップへ
  • SPARX FAN

    SPARXの株主総会や決算・IRについて解説いたします

    カテゴリトップへ

Page Top